おうちでしごとするということ

脱サラ後の第2の人生で思うことの綴り

ダリの展覧会

連休後半、サルバドール・ダリの展覧会に行った。
開催期間終了間際のすべりこみだった。
美術館内は、老若男女、修学旅行生、すごい人ごみであった。
人の流れる速度に合わせて、館内を一順すると、約2時間。
来る日を間違えたようだ。少々、疲れた。
十分に鑑賞できなかったので、作品集を買った。



ダリが関西でここまで人気を得ているとは正直びっくりした。
私は、シュールレアリスム等の芸術的枠組みは良くわからないが、
ダリの名前と作品は、絵画、映画等で少し知っていた。
ダリ展に行こうと決したのは、連日のメディアの報道によるところが大きい。
大阪の後、名古屋、札幌に行くようなので、改めてメディアの評価を見たい。



ダリの作品から感じ取れる匂いは、
芸術家がオピニオンリーダーとして活躍できた古き良き時代のパリである。
1920、1930年代のパリは、
数々の素晴らしい演劇、絵画、写真、映画、音楽、詩、小説を生んだ。
私は、この時代の作品が大好きである。
この時代の作品については、日本での評価が低すぎるように思う。



過去、大阪には、マン・レイジャン・コクトー等の展覧会がやって来た。
エリック・サティの演奏会は数多く開催されている。
これからも、煙突屋根立ち並ぶパリの香りが感じとれるよう、
絵画、映画、音楽会、演劇、バレイを関西で開催して欲しいと切に願う。