暖かくなったり、さぶくなったり、の今日この頃だけど、
確かに春は近づいている。いや、もう春である。
春の訪れを何で感じるか。
私の場合は、うぐいすと木蓮である。
木蓮の英名がマグノリアであることを知ったのは10年ほど前のことである。
園芸雑誌で一目ぼれしたガールマグノリアを探し求めたのであるが、
結局、手に入れることができなかった。
ガールマグノリアは、アメリカ産の紫木蓮と辛夷(こぶし)の交雑種であった。
以来、木蓮が大好きである。
花言葉も良い。「自然への愛、持続性」である。
ようやく、ここ奈良の地でも木蓮が咲き始めた。春の訪れである。
花は大きい。白(ハクモクレン)と紫(シモクレン)がある。
どちらが好みかは意見の分かれるところであろう。
私は紫が好きだが、白のつぼみが連なっている大木に出くわすと感動したりもする。
つぼみが膨らんで、開花寸前のところが最も美しい。
咲き始めると1週間もたたずに散ってしまう。
その後、約束どおり、桜がやって来る。
そして、夏がやってくるのである。 Summer follows spring !