おうちでしごとするということ

脱サラ後の第2の人生で思うことの綴り

伏見を徘徊

昨日は夕刻、京都での所用の後、丹波橋近くの焼鳥屋に立ち寄った。
元同僚が1年前に開いたお店で、大将として腕をふるっている。
カウンター仕立てのきれいな焼鳥屋である。



目の前で丹念に焼きあげる鳥は、本当にうまい。
焼き鳥がこんなにおいしいとは。超びっくりした。
そして、壁には焼酎や日本酒が並べてある。
私は、島根や福島の冷酒を堪能した。いつになく、しこたま飲んだ。
楽しい一時を過ごした。



店を出た後、駅までの道に迷ってしまった。
来た道を帰っていたつもりが、だんだん見覚えのない風景に変わる。
相当酔っ払っているようだ。
夜風に吹かれながら、いくつも川を渡り、伏見の町を徘徊することとなった。
大将の話では、伏見の酒蔵は、減少の一途をたどっているとのことで、
次に来たときは、伏見の酒が良い、と話したのを思い出した。




無事、駅に到着した。
金曜日の夜とあって、最終に近い電車は混んでいる。
さきほどの夜道とのギャップが大きく、実世界に呼び戻されたようだった。
中秋の名月の夜だった。