おうちでしごとするということ

脱サラ後の第2の人生で思うことの綴り

関西人的けち気質

私は案外、けちである。
酔っ払うとたまに気前良くなったりするが、総じてけちである。
けちはけちでも倹約型のけちである。
この性格は、あまりきらいじゃない。


必要なものは手に入れるが、ぜいたくがなかなかできない。
良いものを安く手に入れたときは望外の喜びを感じる。
自分のけちさ加減を関西人的けち気質と呼んでいる。
例を挙げれば暇がないが、例えば、下記のようである。


その1
本は古本を買う。いろいろな本が100円で読める。
また、読み終わった本は古本屋に持っていく。
さらに、図書館で週刊誌を読み、なんとか世間の話題についていく。
ブロードバンド時代は新聞も不要と思うが、
週末の広告が必要なため、まだ解約できていない。


その2
衣服の雄、某ユニクロに良く行く。
信じられない値札ではあるが、私は定価では絶対に買わない。
週末のセール価格でも買わない。ワゴンセールになって、お目当ての商品を買う。
ボタンダウンシャツ1000円、チノパン1000円が目標ラインであるが、
トレーナ380円に出くわすこともたまにある。


その3
私はスポーツクラブおたくである。今までに訪れたスポーツクラブは40箇所を超える。
あるクレジットカードを保有して、全国展開のスポーツクラブに、
月2回、1000円の利用料でビジターとして施設利用できたからである。
そして、月2枚のビジター用クーポンがなくなると、
不足分をネットオークションで手に入れた(1枚50円程度)。
しかし、このビジター制度、少し前に廃止になってしまった。とても残念であった。
その後、各施設を体験入館(もちろん格安料金)で利用しまくったが、
同じところを何回も行く勇気はなく、今は、近所のクラブに通っている。
会費の元を取るために、毎月、十数回ほど利用している。


ここ数年、こんな調子で、家計簿をシェイプアップした。
迫り来る不況の波を、乗り切るためでもあったが、結構、楽しんでみた。
そして、質素なくらしが精神的優雅をつくり、
快適なライフスタイルを生み出すとうそぶいている。
お気楽者である。


こんな私であるから、ヘアカットもここ数年、
ワンコインならずワン千円札でおなじみの理容室に通っていたが、
今月はちょっとした気分転換に、ヘアサロンなるところへ行って、
一度、流行の髪型でもお願いしてみようかなと思う今日この頃である。