おうちでしごとするということ

脱サラ後の第2の人生で思うことの綴り

クライスラーとフィアット

ここ最近の経済界の注目ニュースは米自動車大手の経営再建であろう。
まず、最初に、米連邦破産法11条の適用を申請したクライスラー
はるかに規模の大きいGMの予行演習との観測もある。
そして、提携先として、頻繁に名を聞くこととなったフィアット
全米の自動車業界の今後と、全世界の自動車グループ再編の序章である。



日本では知名度の低いフィアットは、イタリアの大手自動車メーカである。
クライスラーとの提携に加えて、今後、オペル、サーブとの統合も視野という。
大きければ強いというものでもないと思うのだけどね。
世界中のファンを納得させ続けるモノづくりができないとね。
世界を舞台にした時に、イタリア色を、どのように発信できるのだろうか。



私はフィアットのグランデプント(赤)に乗っている。
排気量1400cc、新車価格100万円台。優れた小型車である。と思う。
クラッチペダルなしのマニュアル車で、手動で変速を行う。楽しい。
巨匠ジウジアーロのデザインも魅力である。個人的には美しいと感じる。
しかし、日本では売れていない。そう、全世界的に販売できるメーカではない。



私が最も危惧するのは、国内にフィアットのディーラーのなくなること。
今回のグループ再編が裏目に出れば、不採算の日本からは真っ先に脱出だろう。
フィアットに乗る前は、実は、クライスラーに乗っていた。
そのときにお世話になっていた、近所のディーラーは、今はもう消滅した。
大好きなプントは、60歳になるまで乗りたいので、どうか、がんばってね。