ブリティッシュレーシンググリーンのMINIに乗ってる。ゴーカートフィーリングを味わうほどスピードを出す年齢でもないのだが、丸い眼の愛らしい姿にはやられている。
私とMINIの出会いは今からちょうど40年前にまでさかのぼる。この年の夏に初めて東京に行った時である。大阪からエッチラオッチラ自転車に乗って東京に行ったのである。
東京ではブルックスブラザーズに行った。その後、代官山ハリウッドランチマーケットで赤い陶器のMINIの貯金箱を手に入れ、その愛らしい体型を脳に記憶したのである。
以来、街でMINI(旧型)と出会うたびに熱い眼差しを浴びせたが、大好きな中古車情報雑誌からは、ココロに響くMINIには出会えず、購入に踏み切ることはなかった。
次の3回目の車検は受けようと決断した。MINIの次の車は生涯最後の車とココロしているので、ブリティッシュレーシンググリーンMINIはまだまだ長く乗り続けたい。